ショールームのポイント② デモプロジェクター「EH-LS12000」
さて、先回のスクリーンサイズに引き続き触れさせて頂きますは当館のデモプロジェクター、エプソン社のホームプロジェクター「EH-LS12000」につきまして。
今回は何故、数ある機材の中からこの機材を選んだのかをお話させていただきます。

エプソン EH-LS12000
EH-LS12000/EH-LS11000|家庭用プロジェクター|エプソン
何やら偉そうな前振りになってしまいましたが、こちらの機材を選択した理由は単純明快で極限まで「特徴の無い」映像表現が可能な機材だからです。
誤解無き様補足させていただきますと、「特徴の無い」ことが「特徴」ということですね。
確かに4Kや8Kに代表されるスペックの優劣で見れば控えめな内容ですし、コントラストや明るさ等も他の機材にはより優れた内容を確保しているものもございます。
機材に詳しい方であれば発色豊かな映像や漆黒の表現などは苦手に思う方もいらっしゃるでしょうし、部分部分で見ればそれも事実です。
特にハイエンドにカテゴリーされる機材は信じられない程に非常に優秀な機材ばかりですから。
この辺りの内容はネットで調べてもらえれば山ほど記事が出てきますのでここでは割愛、「何故」という本題に戻ります。
私共が当ショールームで皆様に体験していただきたいのは「ハード」に頼らない「ソフト」の感動です。
その目線で考えた時、機材側で主張のある部分は極力控えたいのが本音でした。
勿論フルスペック機材の素晴らしさは途轍もなくこれを否定する気はさらさらありませんが、主張が強い映像表現であることも否めません。
こういった状況をフラットに考慮した際、当館では「機材」よりも「作品」の感動をお届けできたらと思い、それにはこの機材が持つ「特徴の無い」映像表現が持って来いでした。
そして素の状態でも非常にクセのない映像表現が可能なこちらの機材ですが、本当に凄いのは環境に合わせて適切に調整することでとんでもなく「化ける」懐の深さです。
もちろんこれには高いハードル・映像調整技術が要求されますが、これは私共がすればいいだけの話だから問題はありませんしね(笑)。

そんなこんなで今に至る内容の当館ですが、地味ではありますが中々のフラットな画質表現になっているかなと自負しています(笑)。
もしも最近の映像機材に「違和感」のような感想をお持ちの方、もしくは映画館によく足を運び家庭用の機材に「ズレ」を感じている方。
当館はそんな方達にこそご体験頂きたく尽力していますので、お気軽にご来館くださいね。
SQUARE
鈴木 博賀

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